ご挨拶

 ここ八女の地には、多くの歴史ある伝統工芸品が創り受け継がれています。仏壇・手漉き和紙・石灯籠・・・そして八女提灯です。

 長い歴史と多くの匠の手により受け継がれてきた八女提灯。全国でも高水準の伝統工芸品として今も、各家庭の初盆には灯りが燈され御先祖を供養し続けられています。

当社の経営理念は、「三方よし」です。「売り手よし、買い手よし、世間よし」は、ただの綺麗ごとではなく、商売繁盛に欠かせない事業精神です。
売り手が、買い手の利益に貢献する。すると、買い手がまた、売り手に仕事を依頼する。その繰り返しで、双方の経営が発展します。売り手が利益を独占していては、このような正の循環は生まれません。商売も瞬発的で終わってしまうでしょう。
そしてもう一つ、守り続けている理念があります。それは「つくる仕事を大切にする」ことです。
ロボットやAIのような量産的で画一的な「作業」は、効率的で経済的かも知れません。しかし私達は「職人」として、時間をかけてでも粘り強く、お客様の「よし」を実現するものづくりにこだわり続けたいと思っています。

なぜなぜお盆

家族みんなでご先祖様をお迎えしましょう。

日本には仏教が入る前から魂は不滅でお盆に家族のもとえ帰ってくるという祖霊信仰のならわしがあります。お盆には提灯のあかりを灯して盛大に先祖の霊をお迎えして供養するようになりました。親元を離れて暮らしている子供たちが、年に一度ふるさとに集まって語り合える楽しい日でもあります。

なぜ提灯を飾るの?

仏様やご先祖様には姿形がありません。その目には見えない仏様やご先祖様を供養したり感謝するために考え出されたものの一つが提灯です。昔は仏様やご先祖様の霊が帰ってくる目印や戻っていく道を照らすために迎火・送火として焚いていました。現在では、提灯を飾るようになり一般に普及しています。

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2021年3月 ホームページリニューアル

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